ボトルディギングって?その楽しさと魅力

今更ながら、とても基本的な話を。

YouTubeなどで動画を見て、「楽しい!」と思ってくれた方の中には、「ねえ、ボトルディギングって何ぞや?」と思った方も少なからずいると思うので、今回は基本中の基本として、私が認識している範囲でだけど、「ボトルディギングとは何ぞや?」という点について書こうと思う。

「ボトルディギング」これは本来の英語で書くと「Bottle(瓶) Digging(掘る)」というわけで、「瓶掘り」の事だ。

では、どんな瓶を掘るのだろうか?多くの場合は、「昔のガラス瓶」という事になる。

このボトルディギングという趣味では先駆者たる平成ボトルクラブさんと、さらに「ボトルドクター」庄司太一先生の仰っている「ジャパニーズ・ボトルディギング」の根本となる考え方は、

「一度、役目を終えたガラスビンに、もう一度新たな光を当てる事」

との事で、私もそうだろうなと思っている。

古いガラスには言葉にはできない魅力があり、さらに資料も少ない。掘り出して、光を当て、その魅力の根源が何かと思いをはせつつ、心に揺蕩うガラスの波を呼び起こしてもいいし、当時の人々の生活を想像したり、その瓶の用途を推理して突き止めていくなど、光を当てた後の楽しみ方は人により違う。もちろん、すべて楽しむ人もいるだろう。
そんな奥深さのある瓶を・・・本来は廃棄され永遠に失われたり、忘れられたままになるはずの瓶を、もう一度探し出して掘り出し、手に取ってみる。

そんな趣味である。

・・・と、「らしい」話は置いといても、昔のガラスの諸々は、波長の合う人にはたいそう美しく魅力的に感じられ、それを集めるのが単純に楽しい。それでいいじゃないか!とも思うんだけどね(笑)。

実際、この趣味は人類共通に近く、あちこちの国で瓶を掘っている人々がいる。今この瞬間も、どこかで誰かが掘っているはずなのだ。私もInstagramやYouTubeに画像や動画を載せていると、サハリンの日本の瓶マニアのディガーさんと情報交換する事になったり、何とタスマニアのボトルディガーさんと動画をシェアして楽しんだりと、「言葉は無くとも、わかる」といった交流ができている。

つまり、どういうわけかわからないが、なぜか楽しいと思う人が多く、また実際にとても楽しい趣味なのだ。

ガラスの歴史も、何と4000年前のメソポタミアまでさかのぼれるし、 それ以前には火山ガラスや鉱物におそらく魅力を感じていた人類は、それに似たものを自分たちが創り出せた時、とても感動したに違いない。案外、ガラスに対して人が呼び起こされる感情は、とてもプライマル(原始的)なものなのかもしれないね。

そして、「なんで、昔の瓶なんて?」と思った人が、ボトルディギングという言葉を知ってしばらくして、「とても楽しい・楽しそう!」と思ってくれたら幸いだなと思う。

では、また!

コバルト

投稿者: コバルト

とある南の国で、今はガラスを探しています。海や山で獲物を追ったり、ビーチコーミングしたり、何か作ったりしてます。

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