大瓶祭り ガレ場のハケ#7

順番がバラバラなのは画像の関係ではありますが、まず、本日アップした動画。

この日掘りだした物を全体アップするとこんな感じですね。

上列の大きな瓶の並びは、「よくぞ今まで割れずに・・・」としか。感動だ。

ディギングは何というか、「その日の傾向」みたいなものがあり、この日は間違いなく、「首の長い大ビンの日」と言っていいんじゃないだろうか?こんな日は滅多にない。

特に、左から二番目の瓶は以前のディギングで底の部分だけ出てきており、完品が掘り出せたことで謎が解けてとてもすっきりした気分になった。

この真ん中の上「S」をもじったデザインの瓶底がそうである。
こうなると「改」も欲しいな・・・。

それと、小さなものもなかなか。

左上は糊瓶。下列は左からガラス栓、小瓶、目薬瓶、不明・・・と言ったところ。
それにしても、このエンボスの意味と瓶の内容物は何だったのか?今後の課題である。

動画中では「底面に米のエンボスが」みたいなことを言ってますが、実はそんな瓶があり、ここでも底部の破片が出てきていました。しかし、まさかの透明な400㏄薬瓶だったのは意外な驚きと嬉しさですね。

そして、これ!

首の部分の隠せない歪みから、この角瓶が当時高度な加工で出来ていたものとうかがい知れる。

出来る限り高い精度で作ろうとした角瓶の、それでも当時の技術の限界が見え隠れする首の部分とのアンバランスが素晴らしい逸品。このような大きな瓶が割れずに残っていること自体希少価値が高い。

いや、今回も良いディギングでしたね。これらの瓶は洗浄が終わったら、動画でもここでもアップしていこうと思っています。

・・・おまけ

角瓶、なかなかいい感じにブラックライトに反応する。ウランではないけれどね。

それでは、また!

古いガラスの記憶#2 ライオン歯磨き粉瓶

少し前に動画にもアップしましたが・・・

今回は好きな人も多い、ライオンの歯磨き粉瓶について。
いつもの撮影スポットでの画像と、ざっくりとした説明を。

現在私たちが使っている「歯磨き粉」は、正確には「練り歯磨き粉」と呼ばれる、ペースト状に加工されたものです。そう、「歯磨き粉」というのは、略称であると同時にかつての呼称であり、以前は本当に粉だったようです。
幸い、上記の動画の視聴者さんがコメントを下さり、「クレンザーのようで、口の中がポワポワした」との事です。使用中に咳きこんでしまう事もありそうな感じですね。

さて、そんな本来の「歯磨き粉」の瓶ですが、これがとても魅力的なのです。デザイナーさんの美学がそこはかとなく感じられる安定感は、スクリュー付きの瓶でありながら飾っておきたくなる、何か豊かなたたずまいを醸し出すのです。

三色。左から濃い紫、濃い緑、緑。

色がまた情緒豊かです。遮光性を考慮しつつも、どこか高級感と安定感が漂っていますね。

今のところ三色です。まず・・・

濃い紫。ディープパープル。
濃いグリーン。
グリーンですね。

ひっくり返すと・・・

LIONと、大きくエンボスされています。

この瓶にも古いものがあり、これは私はまだ見つけていません。拾い人さんのブログ「拾うたんじゃけぇ!」のリンク先ページでは、茶入れのようなデザインの美しいその姿を見る事ができます。

また、これも私はまだ見つけていませんが、サンスターの同じような瓶が存在しているようです。それぞれ、いつかここで紹介できたらいいなと思います。

それにしても、ただの歯磨き粉の瓶にしては魅力の溢れる瓶ですね。

それでは、また次回!

大雨のあと ガレ場のハケ♯8

先日の大雨から一息ついてまずしなければならなかったことは幾つかある。車の荷物の引っ越しだったり、一番やりやすいタイミングで庭の草を抜く事だったり、巣立ったムクドリの汚した雨戸の戸袋の原状回復もそうだった。

それらを昨日終わらせて、今日はまず「ガレ場の水を抜く事と、水道(みずみち)を確保する事」を第一にした。前回までのように、ビルジ用のバッテリーポンプと、充電済みのバッテリーを持って現地に行く。

うん、やっぱりほぼ水没しているので、まずはポンプだ!そして、水路を作るように掘っていかないとダメだ。

途中で、地元の年配の方が興味深げに話しかけて来て下さったので、ガラスを探している事を話したら、なんと、掘り出した水薬瓶のエンボスにあった病院に、子供の頃に実際にかかった事があるとの事!
「髭を生やした、優しくて良い先生だった」そして、「昔ここはその病院のほぼ専門のゴミ捨て場だったのよ。よく、ガラスがあるのが分かったわね」との事だった。

今まで出てきたものについて話すと、ニッキ水の瓶や金平糖入れをご存知で、とても懐かしいとの事だった。なんかロマンがあるねぇ。
そんなこんなで夕方。
バッテリーももう電力が不足し、体力ももう限界。しかし水路はちゃんと作った。

これで、今後は掘るのも水を抜くのもスムーズになる。

んで、一応雨に洗いだされたものを拾ったり、水路掘りで出てきたものがこちら。

コバルト色のガラス棒は極細の注射器のシリンダーにも見えるが、何だろうか?そして、多くは瓶のふた。

どうも外国製のような・・・。割れてないのが欲しいね
これは高価な毒劇薬の小瓶のふた。欲しかったものの一つ。

さらに・・・

こんな感じで、作業メインなんだけどとても有意義な時間を過ごせた。かなり体力を使ったのもいいね。